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私が初めて買ったMacintoshは、パフォーマー588といい、OSは漢字TALK7.0でした。15年近く前のことだったと思います。
私がこのMacintoshを買って数ヶ月後にWindows95が発売され、巷のパソコンショップに行列ができたのです。
Macintoshは昔から「ことえり」という変換を採用していますが、この「ことえり」のバカさといったら、熱心なMacintoshユーザーにも軒並み愛想を尽かされて、わざわざATOKを購入して入れ直す人も少なくありません。
「教師」と入れたら第一変換は「狂死」。しかも学習しないで、何度入れても第一変換は「狂死」です。当時私はピアノ教室運営のためにこのパソコンを買いましたから、「ピアノ教師」とすんなり入力できないことは相当のストレスでした。
最近はIMEやATOKなどの変換全般、ずいぶん賢くなりましたが、逆にそれを扱う人間の脳が「ことえり化」してきているように見えます。
変換をパソコンに頼りすぎているためでしょう。変換ミスから始まったと思われる誤字が、新しい日本語として普及してしまうんじゃないかってぐらいの勢いです。
一番目立つミスは、
「可哀想・可哀相」→「可愛そう」
です。「poor」の意味合いに「love」が入るなんてあり得ません。
次に
「以外」←→「意外」
相互ミス。
次が
「一応」→「一様」
です。
mixiは記事投稿前に確認画面があるというのにミスが多発している。なぜなのかその理由を考えてみました。
すると、3通りに絞り込めました。
■正しい漢字を本当は知っていて、正しい漢字を使うべきだとわかっているが、それ以上に注意力散漫
■正しい漢字を本当は知っているが、誤字をすることに抵抗がない。通じれば誤字をしてもいいという意識の低さ
■正しい漢字を知らない
もし一番めなら、性格の問題なので、こういう人は、いくら勉強して正しい知識を得ても、テストでうっかりミスを多発させ、きっと損をして生きてきたから同情の余地は多分にあります。
もし二番めなら、日本人としてのプライドを取り戻してほしいな…。正しい漢字を知ってるなら、正しく行こうよ…。って思うのは私だけ?
もし、三番めなら文部省は本格的なてこ入れが必要でしょう。
漢字、カタカナ、ひらがな、アルファベット、4種類を華麗に使いこなし、何十万もある漢字に50のカタカナ、50のひらがなをたった26のキーからはじき出せるのは世界中探しても日本人だけです。
このままでは優秀な天才日本人の名がすたりますよ。
パソコン普及による人間脳のことえり化に、私は警鐘を鳴らし続けていきたいと思います。
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