左利きの風上にも置けない

この前、「利き手調査　利き手テスト」というサイトを発見しました。

私は産まれてずっと左手でしか手を使わない子だったのだそうです。

ですが、ものごころがつく前に、親の教育指針でまず「箸」が右利きに変わっていました。
はさみもです。

なぜか、「ペン」（ものを書くという行為）だけが、左利きのまま、私の利き手として生涯残ることとなりました。


私は４１年間、左利き左利きと人に言われてきたし、自分でも左利きだと思っています。


でも、上記のテストをすると、点数は「１７点」で、「右利き」と判定されてしまったのでした。


私は右利き？

目から鱗よ～～そんなの～～～～！


聞いてないわ～！話違うじゃん！

っていう気分です。

左利きについては、私にも論文があります。（どこいったっけ・・・・）

これは認められて京都新聞に掲載されたことがあるのですが・・・。


「妖怪人間」じゃないけど「早く右利きになりた～い！」と、私は思ったことはありませんし、左利きを恥とも思ったことはありません。
むしろ「左利き」という個性にプライドを持ってきたつもりなのに・・・・


人が「右利きに矯正されちゃった」と書くと、私は「右利きに強制されたんじゃなくて？」と聞き返すほど、左利きにはプライドがありました・・・・。


でも、私は右利きなのだそうで、ガッカリです。


確かに、右手で使うほうが世の中便利にできています。

大工道具はほとんど右利き用ですし、改札で、自動改札でも、右手で通り抜けるように出来ています。


私は長年、無意識のうちに右利き社会に身体が適応してしまったのかもしれません。


この右利き社会に、私の「純左利き」の個性は埋没し、今は判定でも「右利き」に成り下がることになってしまいました・・・・。

ちなみに長男坊は純左利きです。改札どうしてんだろうな。
工具は左で使ってますよ。

二男坊は純右利きです。


私みたいな「私、左利きなの」って人に言ってても判定では右利きになっちゃうような「左利きの風上にも置けない」ヤツはだめです。