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学校の現場で、モンスターペアレントによる理不尽な行動が問題になっている。担任教師や学校に対し、自分の子に関する「理不尽な苦情」や「無理難題な要求」を突きつける保護者のことだ。担任教師の中にはこのような苦情や要求に対応する過程で、精神的に追い込まれる人もいる。一部の学校や教育委員会からは、対策チームを設置したり、地域との連携強化を模索する動きも出てきた。しかし、本格的な対応は今後の課題だ。
模擬試験と重なったので運動会の日取りを変えてほしい
モンスターペアレントが学校に持ち込む苦情や要望は、常軌を逸脱している。「自分の子供はテニスが得意だが、学校にはテニス部がないので作ってほしい」。「下校途中に友達とけんかしてけがをしたので、学校は慰謝料を払ってほしい」。「模擬試験と運動会の日付が重なってしまったので運動会の日付を変えてほしい」。「子供はピーマンが嫌いなので、給食からピーマンを抜いてほしい」。「宿題を忘れたぐらいで子供を怒るとは一体どういうことか?」など様々な苦情や要求がある。いずれも、従来では考えられない自分勝手な言い分を主張している。
またモンスターペアレントは、苦情や要求の持ち込み方も尋常でない。「学校に出向いて担任教師をつかまえ、苦情を長々と訴え続ける」くらいは、まだ普通。恫喝に及んだり、教師に土下座を要求する場合もある。さらにこのような親の中には、慰謝料などを求める目的で、最初から弁護士を連れて学校に乗り込む人もいる。
いっぽう担任教師の中には、このような苦情や要望に対応する過程で、精神的に追い込まれてしまう人が少なくない。ところが学校や教育委員会の一部には、問題を担任教師に丸投げするところもあるという。またモンスターペアレントのいる学級を、経験の浅い新任教師に押しつける学校もある。このような立場におかれた教師の中には、病休に至る人もいるという。担任教師の頻繁な入れ替わりは、子供への被害につながりかねない。
モンスターペアレントが生まれる3つの理由
モンスターペアレントが登場した背景には、学校と地域社会を取り巻くいくつかの問題がある。第1の背景は、社会全体における権利意識の増大だ。特にゆとり教育以降の教育現場では、個性尊重の名のもとに「義務や責任の伴わない権利意識」が浸透してしまった。親の中に、「生徒と教師の立場は対等だ」ととらえる人が増えた。
第2の背景として、地域社会の崩壊が考えられる。地域の中で住民同士のコミュニケーションが希薄化しているため、学校で発生する問題を共有する場所がなくなってしまった。そこで学校運営に関する苦情や要望が、地域社会のクッションを経ることなく、いきなり学校に向かうことになった。
また第3の背景として、学校における相談体制の不備を指摘する声もある。いじめなどの問題が発生した際、親が学校に相談しても、担任教師や学校が真剣に取りあってくれない例が存在する。そのため、問題を持ち込む前から学校に不信感を抱いている親も多い。モンスターペアレントの問題は、総じて、学校と地域のコミュニケーション不全にかかわる問題と言い換えることもできる。
対モンスター体制を整備する地域も現れる
そこで一部の学校や地域では、モンスターペアレントの対策に乗り出すところも現れた。第1の対策は、学校や教育委員会における「対モンスター体制」の整備だ。例えばある教育委員会では、校長OBをメンバーとする対策委員会を設置。学校での対応が困難な苦情や要望について、問題を預かる体制を整えている。
また政府の教育再生会議では、6月1日に決定した第2次報告の中で「学校問題解決支援チーム(仮称)の設置」を提言している。チームは教育委員会が組織して、指導主事・法務教官・大学教員・弁護士・臨床心理士・精神科医・福祉司・警察官OBなど専門家の参加を求めて、問題解決にあたるとしている。
第2の対策は、地域と学校の連携強化だ。例えば学校協議会などの場所で、学校・保護者・地域住民が常に問題を話し合える体制を整えておく。問題が小さいうちに吸い上げられるようにしておけば、大きくこじれる前に解決できる。また、地域の親が相互にコミュニケーションをとることで、モンスター化を抑止できる。いっぽう学校は、この場を通じて、校内で発生した問題を包み隠さず情報公開することが必要となる。
とはいえ実際の現場は、対処療法に忙殺されているのが現状であるようだ。例えば、一部関係者からは「恫喝など犯罪性の高い行動については、警察の介入もやむなし」とする声が聞こえてくる。また、訴訟費用保険に加入して自衛を図る教師も増えた。モンスターペアレントに関する混乱は、もうしばらく続くことになりそうだ。
そういえば、マザコン田宮弁護士のお母さんもモンスターペアレントの走りじゃないだろうか。
息子がいじめられたからといって、夫婦そろって校長先生に直談判にいく?
そりゃいじめは深刻だけど、そして、それを私や私の母に声を大きくして言う?
そうまでして育てた大事な息子をバツイチ子持ちの年上女と結婚させられない、みたいな。
最初はお母さんだけが担任の先生にひっそり相談にいくもんじゃない?
私は幼稚園教諭の教職があるので、教師と親とのことは19歳のころから考えていました。
たとえば、先生に対して異議異論があっても、子供の前で話してはいけないとか、そんなことは18歳ぐらいから認識していました。
だって、大好きなお母さんがそんな話をしていたら、子供は先生の言うことをきかなくなり、先生がやりにくくなるから。
私の友達も、給食の時間にテーブルの上にこぼれた食べ物を食べちゃいけないと指導していました。
先生が食べていいと言っても「お母さんがだめだから食べるなといわれてる」といって、食べちゃいけないんだと子供に指導していました。
モンスターペアレントおそるべし。
なんか、マクドナルド食べ過ぎて太ったのはマクドナルドのせいだと、マクドナルドを訴えたアメリカ人を笑えなくなりましたね。
やっぱりアメリカ化してきてるのかね。
とんでもない訴訟が今後日本でもおきそうですね。
模擬試験と重なったので運動会の日取りを変えてほしい
モンスターペアレントが学校に持ち込む苦情や要望は、常軌を逸脱している。「自分の子供はテニスが得意だが、学校にはテニス部がないので作ってほしい」。「下校途中に友達とけんかしてけがをしたので、学校は慰謝料を払ってほしい」。「模擬試験と運動会の日付が重なってしまったので運動会の日付を変えてほしい」。「子供はピーマンが嫌いなので、給食からピーマンを抜いてほしい」。「宿題を忘れたぐらいで子供を怒るとは一体どういうことか?」など様々な苦情や要求がある。いずれも、従来では考えられない自分勝手な言い分を主張している。
またモンスターペアレントは、苦情や要求の持ち込み方も尋常でない。「学校に出向いて担任教師をつかまえ、苦情を長々と訴え続ける」くらいは、まだ普通。恫喝に及んだり、教師に土下座を要求する場合もある。さらにこのような親の中には、慰謝料などを求める目的で、最初から弁護士を連れて学校に乗り込む人もいる。
いっぽう担任教師の中には、このような苦情や要望に対応する過程で、精神的に追い込まれてしまう人が少なくない。ところが学校や教育委員会の一部には、問題を担任教師に丸投げするところもあるという。またモンスターペアレントのいる学級を、経験の浅い新任教師に押しつける学校もある。このような立場におかれた教師の中には、病休に至る人もいるという。担任教師の頻繁な入れ替わりは、子供への被害につながりかねない。
モンスターペアレントが生まれる3つの理由
モンスターペアレントが登場した背景には、学校と地域社会を取り巻くいくつかの問題がある。第1の背景は、社会全体における権利意識の増大だ。特にゆとり教育以降の教育現場では、個性尊重の名のもとに「義務や責任の伴わない権利意識」が浸透してしまった。親の中に、「生徒と教師の立場は対等だ」ととらえる人が増えた。
第2の背景として、地域社会の崩壊が考えられる。地域の中で住民同士のコミュニケーションが希薄化しているため、学校で発生する問題を共有する場所がなくなってしまった。そこで学校運営に関する苦情や要望が、地域社会のクッションを経ることなく、いきなり学校に向かうことになった。
また第3の背景として、学校における相談体制の不備を指摘する声もある。いじめなどの問題が発生した際、親が学校に相談しても、担任教師や学校が真剣に取りあってくれない例が存在する。そのため、問題を持ち込む前から学校に不信感を抱いている親も多い。モンスターペアレントの問題は、総じて、学校と地域のコミュニケーション不全にかかわる問題と言い換えることもできる。
対モンスター体制を整備する地域も現れる
そこで一部の学校や地域では、モンスターペアレントの対策に乗り出すところも現れた。第1の対策は、学校や教育委員会における「対モンスター体制」の整備だ。例えばある教育委員会では、校長OBをメンバーとする対策委員会を設置。学校での対応が困難な苦情や要望について、問題を預かる体制を整えている。
また政府の教育再生会議では、6月1日に決定した第2次報告の中で「学校問題解決支援チーム(仮称)の設置」を提言している。チームは教育委員会が組織して、指導主事・法務教官・大学教員・弁護士・臨床心理士・精神科医・福祉司・警察官OBなど専門家の参加を求めて、問題解決にあたるとしている。
第2の対策は、地域と学校の連携強化だ。例えば学校協議会などの場所で、学校・保護者・地域住民が常に問題を話し合える体制を整えておく。問題が小さいうちに吸い上げられるようにしておけば、大きくこじれる前に解決できる。また、地域の親が相互にコミュニケーションをとることで、モンスター化を抑止できる。いっぽう学校は、この場を通じて、校内で発生した問題を包み隠さず情報公開することが必要となる。
とはいえ実際の現場は、対処療法に忙殺されているのが現状であるようだ。例えば、一部関係者からは「恫喝など犯罪性の高い行動については、警察の介入もやむなし」とする声が聞こえてくる。また、訴訟費用保険に加入して自衛を図る教師も増えた。モンスターペアレントに関する混乱は、もうしばらく続くことになりそうだ。
そういえば、マザコン田宮弁護士のお母さんもモンスターペアレントの走りじゃないだろうか。
息子がいじめられたからといって、夫婦そろって校長先生に直談判にいく?
そりゃいじめは深刻だけど、そして、それを私や私の母に声を大きくして言う?
そうまでして育てた大事な息子をバツイチ子持ちの年上女と結婚させられない、みたいな。
最初はお母さんだけが担任の先生にひっそり相談にいくもんじゃない?
私は幼稚園教諭の教職があるので、教師と親とのことは19歳のころから考えていました。
たとえば、先生に対して異議異論があっても、子供の前で話してはいけないとか、そんなことは18歳ぐらいから認識していました。
だって、大好きなお母さんがそんな話をしていたら、子供は先生の言うことをきかなくなり、先生がやりにくくなるから。
私の友達も、給食の時間にテーブルの上にこぼれた食べ物を食べちゃいけないと指導していました。
先生が食べていいと言っても「お母さんがだめだから食べるなといわれてる」といって、食べちゃいけないんだと子供に指導していました。
モンスターペアレントおそるべし。
なんか、マクドナルド食べ過ぎて太ったのはマクドナルドのせいだと、マクドナルドを訴えたアメリカ人を笑えなくなりましたね。
やっぱりアメリカ化してきてるのかね。
とんでもない訴訟が今後日本でもおきそうですね。
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